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乙女心と薔薇の花

今日は大好きなゆきこさんが治療に来る日だったので(患者さんに好き嫌いがあってはいけないのですが、やはりよく話をする患者さんもあれば、苦手な患者さんもあり。とはいえ受付ですからいつもにこやかにしています)今朝一番きれいに咲いていた薔薇を切っていき、受付カウンターに飾っていました。
ゆきこさんは今70うん歳、いつもにこやかでよくお菓子などの差し入れを持ってきてくださる優しいおばあちゃまです。以前ひょんなことからお互いに「花が好き、レース編みが好き」という共通の趣味が発覚し、意気投合。それ以来以前にも増して話が弾むようになり、今では他の患者さんがいなかったら5分10分平気で受付で話をします(苦笑 今どこの何の花がきれいだとか、いろいろと。
今日もやはり薔薇に気がついてくださり、「まあ、きれいねぇ」ととてもうれしそう。
この色が好きといってくださった時急にゆきこさんの目がいたずらっぽくなり、小声で「実はね、若い頃お友達と花の名前をあだ名にしていたの。わたしは薔薇だったのよ。」と。その時のゆきこさんの笑顔のかわいらしかったこと!目の前にいるゆきこさんはまさに「乙女」。

お歳から想像するに、きっとお若い時戦争があったりして、原爆にも遭遇されて、厳しい時代を生きてこられたのだと思うのです。でもそんな中でも花の名前をあだ名にしたり、恋に心ときめかせたり、そんな普通の青春があったのね、と思うとちょっと愛おしいような気持ちになりました。ゆきこさんのようなおばあちゃんになりたいなあ。
偶然にも昨日が誕生日だったというゆきこさんに、薔薇を差し上げました。
なにかで包もうとすると「近くだからこのままでいいわ」おっしゃって、うれしそうに薔薇を持って帰られる姿に、わたしが一番うれしくなったのはいうまでもありません。
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by luna_lunair | 2005-05-12 23:51 | 歯医者の受付

愛するカメラ

トイカメラのLOMOが製造中止になるらしいですね。前に参加したPhotodaysではじめて現物を見せてもらいました。愛用者が2人もいらしたので。かわいいカメラで、外付けストロボなんて色のついたフィルムが何色かついてて、「これをクルクルまわして好きな色のとこで光らせることができるんですよ♪」って、ほんとにおもしろいカメラだと思ったし、使ってる人が何より「大好き!」って顔をされてたので、とても印象深かったのでした。それが職人不足とコスト高により製造中止…今年はわたしの愛機のひとつCONTAXの製造中止のニュースもあり、悲しい話題が続きます。
「写真をもっともっと楽しもう!」運動を勝手にがんばらなければ(苦笑

ところで今ちょっと心配なのが、わたしの一番の愛用機、ライカ3fちゃん。先月撮った写真を現像に出したところ、すべてのコマにうっすらと細い横線が…それも傷とかじゃなくて、濃淡の細い筋で、今フィルム調査に出しているのです。
現像のトラブルならいいのですが、カメラだったらいけないので、GWあけからフィルムを入れずにお休みさせています。現像に出したカメラ屋さんでは原因がわからず、調査となったのですが、日数がかかるみたいで。ほぼ毎日もって歩いてたのでうちにおいたままでは寂しい。
早く原因がわかりますように。修理となるとまた何日も手元から放さないといけないので、やだなあ。
でも古いカメラですから、気長に気長に…。たまには骨休めさせてあげるくらいの気持ちでいないとね。
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by luna_lunair | 2005-05-11 22:20 | 写真

わんにゃんサーカス?!

今日仕事から帰りに信号待ちしてたら、横断歩道を白いプードルをつれたおじさんが渡っていました。おじさんはほんと近所のおっちゃんといった風。白いプードルが似合いません(失礼)
しかし次の瞬間わたしの目に飛び込んだ衝撃映像!!その白いプードル、横断歩道を渡りはじめた途端、二本足で立ち上がり、すたすたと歩いていくのです!!
こんなのTVでしか見たことありません。わたしの前には数台の車がいましたがみんな唖然としている様子。当然です。目の前わんにゃんサーカス状態ですよ。
そのわんちゃん、横断歩道を渡り終えるとなぜかまた普通に歩き出しまして。なぜ横断歩道だけ?そういう調教でもしたんでしょうか?(^^;
あまりに突然だったのと、前に車がたくさんいたので、写真撮れませんでした。お見せできなくてざんねーん!!
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by luna_lunair | 2005-05-10 23:25 | 宝石箱

休み明けのだるだる&母への想い

GWも終わっちゃいましたねぇ。とはいえわたしは暦通りで、まともに休めたのは後半の3連休だけだったのですけど。

昨日は母の日で、実家に。ローラ・アシュレイのバッグと、モロゾフのデンマークチーズケーキとうちで咲いた今一番きれいな薔薇がプレゼント。
実はわたしと母はつい数年前まであまり仲が良いとはいえませんでした。母は母なりにわたしにこうあって欲しいという想いがあり、それはそれで愛情ではあったのでしょうけれど、ありのままのわたしではないものを押し付けているという状態は、とても堪え難いものでした。
とはいえ、臆病で、十代のはじまりあたりで「諦める」ということを覚えてしまったわたしは反抗するでもなく、ただ母を嫌っていました。
心の中で反抗しつつ、お互い苦しい年月を過ごし、ようやく数年前から母と仲良くできるようになりました。きっかけというものはあまりないように思いますが、ただ、母の厳しさもわたしがかわいいが故なのだなと素直に受け止められるようになったからでしょう(母のやり方が正しかったかそうではなかったかは別にして)
今でも話せないことはたくさんありますし、それは癖のようなものでなかなか直せないのですが、それでも最近はよく話します。電話でも、直接あってる時でも。
前からは考えられないくらいです(苦笑
たまにつらいことがあり、声が聞きたいなあと思うようにもなりました。
歳とったんですねぇ、そういう意味では(苦笑
母も歳をとりましたが、昨日せっかく母の日だからのんびりしていてもらおうと思うのに、ちょっとの間しか座ってなくて動き回る母に「わたしがやるからいいよ」といった時、母は「仕事して疲れてるんだからいいよね、休んどきんさい。おかあさんは仕事しよらんのじゃけえ」というのです。わたしは主婦業の方が大変だと思うのですよね。
タイムカード押して、「今日はこれで終わり」ってないじゃないですか、主婦って。
でも「仕事しとらんのじゃけえ」っていうのが母なんですよね。
いつまでも元気でいてほしいな。わたしも母を愛しているのだと今ではちゃんとわかります。

今日は休み明けで訪問診療にもいったのでさすがに疲れちゃいました。
ちょっと自分を甘やかして、歩きもさぼって、食後にポテチを食べちゃった(苦笑
それでは、早めに休みます。
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by luna_lunair | 2005-05-09 22:06 | 歯医者の受付

美しき直島

Gw中の4日、直島にいってきました。今回は急に決まったので、何の準備もしてなくて行き当たりばったりでいったのですが、とても気持ちよい時間を過ごすことができました。

さすがにGwでとんでもなく混んでいて、島に着いた途端に「地中美術館は2時間待ちです〜」とのこと。とりあえず家プロジェクトのほうにいきました。
角屋から廻ったのだけれど、それぞれとても素晴らしかったのはいうまでもなく、とても刺激的でした。金座がしまっていたのは残念でしたけど。

でもそのかわり素敵な出合いがありました。金座に行く途中のとあるお宅で、裏庭の木戸の間からとてもりっぱなつつじの樹が見えて、それがあまりに見事だったのと、風に揺れる暖簾が涼しげで雰囲気がよかったので、ちょっと失礼して、写真を撮っていました。するとそのうちのご主人が「よかったら表から観てやってください」と声をかけてくださいました。お言葉に甘えて表から入らせていただいたのですが、ご自分で手入れされているという庭は表側も本当に美しく、裏庭まで開け放してあったお宅もそこここの意匠が素晴らしくて、そこだけ時間がゆーったりと流れているような感じでとても感動してしまった。日本家屋とはあんなに美しかったのですね。着物を着て暮らしたくなる、そんな雰囲気。風の通りの良いお宅は静かで、明るくて、本当に気持ちが良かった。ご主人も穏やかで、見ず知らずのわたしたちを中に招き入れ、話をしてくださったのが心に残りました。

しかし今回何より直島のよさはなんなんだろう?と考えてしまいました。アートの島だから?それはもちろんなんですけど、それだけではない心地よさ。
食べるところがほとんどなくて、小さな酒屋さんに入ってたった二つだけ残っていたパンを買いながらおばちゃんがにこやかに話しかけてくれる、そのパンをバス停でかじっていたとき、体中に風が吹き抜けるような感じがしました。にこにこしている自分がいる。廻りを見るとみんな地図をみながらゆっくり歩いてる。
まるやの横を通るとカレーのものすごくいい香りがして、ふと給食を思い出す。「鼻の穴が5倍に膨らみそう」といいあって笑う。
街角にさり気なく活けられた草花、涼しげな暖簾、あちこちに小さな発見がある。
それでいて「直島まんじゅう」なんてものはなにもない、大きな看板も、立派に整備された港も、たくさん人を運べる大きなバスもない。この「ない」感じがいいのだろう。
あくまでもわたしたちは美しい直島で、美を自然に友として暮らす人々の中にちょっとお邪魔させていただいてるんだなあって、そんな気がしています。そしてそれが心地よいのはあの島の人々が「おかえり」って帰省してきた知り合いを迎えるみたいにして、わたしたちを迎えてくださるからでしょう。また帰らなくちゃ。
次は地中美術館と金座と、まるやのカレー(笑
それとつつじの庭のご主人にまたお会いしたいな。
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by luna_lunair | 2005-05-06 21:39 | 宝石箱

バレエ

今日テレビで「ローザンヌ国際バレエコンクール」の模様をやってました。実はバレエ好きなんです。自分ではやったことないのですが、憧れはあって。

このコンクール、15歳から18歳までの若手ダンサーのためのコンクールで、単に順位を決めることが目的というよりは、若手ダンサーに勉強のチャンスを与えることが大きいコンクールです。前からこのコンクールを観るの好きです。というのも将来が楽しみな若手を観ることができるし、論評がわかりやすいのも参考になるのです。以前は海外で放送したものを通訳がアテレコした番組で、名物批評家(女性)の論評をそのままやってたのですが、そのおばさん(あえておばさんといわせてもらいましょう(苦笑)かなり辛口なコメントをするので、それも楽しみ?の一つでした。スタイルが悪いとか平気でいいますから(苦笑 そのうち「顔が悪い」までいいだすんじゃないかとはらはらするくらいでしたが、創作ダンスの出来が悪いと「こんな振り付けじゃあダンサーがかわいそうだわ」とか、バレエとダンサーへの愛情は感じられたものです。

で、このコンクールでいい成績をとることによってなにを得るのか。それはまさにチャンスなのです。希望するバレエ学校に1年間留学することができる。代わりに賞金もあったと思いますが、これを選ぶとまたあの辛口おばさんの辛らつなコメントが待っています(苦笑 「こんなチャンスを棒にふるなんて、なにごとなの?!」って具合。

今年は日本人ダンサーはだめでした。理由は技術は高いのだけれど、表現力が足りないこと。無難に終わってしまうこと。なんだか日本人の弱いところをつかれたようで、ちょっと他人事とは思えませんでした。バレエダンサーは自分を芸術家だと自覚しないといけないといわれていました。身体を使った自己表現なのですから。厳しい世界です。「完成はない」といわれる通り、ダンサーであり続けることは並み大抵ではないようです。「これでおしまい」とシューズを脱ぐまではずっとずっと自分との戦いなのでしょう。そういう意味でも森下洋子さんは尊敬します。インタビューなど見ると人間的にも魅力的な方のようですが。

久々に舞台を生で観たいな。今まで観た舞台で一番感動したのはモーリスベジャールバレエ団の「突然変異X」。あと、シルヴィ・ギエムの「ボレロ」と「ルナ(月)」。
でも一番好きなダンサーはマリー・クロード・ピエトラガラです。男性だと小林十市さん。ああ、観たいなー。最近いけてません(涙
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by luna_lunair | 2005-05-01 21:29 | 宝石箱

ままならぬこと

今日(あ、もう昨日でした)はようやく土曜日。今週も忙しくて帰りも遅かったので、待ちに待った週末です。一時頃まで仕事でしたが、帰って部屋の窓を開け放ち、掃除をして昼食をとり、これまたいただいたシュークリームでうれしいティータイム。今日は春摘みのダージリンで(^^)
そして今日こそは夕焼けをカメラにおさめるべく待っていたのですが、今日はぼやーんとしたまま暗くなってしまい、写真に撮るほどではありませんでした。残念(涙
おとついだったか仕事が特に遅くなった日でしたが、病院の窓から見えた夕焼けがほんとうに美しくて、でもまだまだ終わらないし、うずうずイライラだったのです(苦笑
なんだか撮れない時に限ってとても美しい夕焼けだったりするのですよね。悲しい。
週末は待ち構えてるんですけど、そういう時には「ああ、いまいちー」ってことが多いデス。
でもシャッターチャンスは一期一会。特に自然は。だから残念だけど、また次のチャンスを待ちましょうってとこでしょう。
カメラだけは持ってないとね。カメラがない時もかなり口惜しいですから。

先日撮ったモノクロが出来上がってきました。木蓮、まあまあいい感じで撮れてました。あと勇気を出して声をかけて撮らせていただいた、お孫さんのベビーカートをおしながら仲良く散歩してらした老夫婦も。気持ち的にいっぱいいっぱいだったので、わたしにしては寄り過ぎで、もう少しひいてもよかったかなという出来(苦笑
でもお二人の表情がよかったので満足しています。
モノクロもアップしたいんだけどなあ、やっぱり早くスキャナーをなんとかせねば。
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by luna_lunair | 2005-05-01 00:35 | 写真